調子が良くてお腹が痛くない、当たり前だけど当たり前じゃない体調を過ごしていたのに、急に痛くなってしまった。トイレも忙しい。ヤバイ。。。
こんなときです。どうしていますか。
不調な時の食事を振り返ってみたいと思います。
★この記事の内容★
今回のマンガ
「急に不調になったときの食事」
急に崩したときの対応(不調のレベル)
寛解期といっても、急な不調はあるんですよね。
再燃させないためにも、 急な不調の対処が一番大事なタイミングではないかな、と思っています。。
とりあえず、不調といっても、一言では難しいので、目安としては
<体調レベル>
- 体調:絶好調
- 体調:良い(時々下痢)
- 体調:やや悪い(下痢、切迫した便意、日常も時々腹痛あり)
- 体調:悪い(血便・下血わずかにあるかも、下痢、日常もよく腹痛)
- 体調:最悪(血便・下血がはっきりわかる、トイレは頻回10回以上)
今回書いている不調は、「1.絶好調」or「2.良い調子」→「3.やや悪い」or「悪い」になったときをイメージして書いています。
一番の体調の目安は、食後でもない、トイレに行きたいわけでもない、それなのに腹痛、ただただ、お腹が痛い。こんなときが、要注意です。
急に血便や粘液が出てきていたら、そのときもおすすめです。
勝負の時、と思っています。
急に不調になったときの食事
潰瘍性大腸炎は食事にあまり関係がないと聞いても、
調子を崩せば、影響はあると思います。
だって、食べ物を通過するわけですから。
急変後の3,4日間はとても大事だと思っていて、我慢のしどころです。
おススメする食事:「大腸内視鏡検査の前日に指導される食事」
大腸カメラの前日は食事の指示がでますよね?食べてよい食事と、避けてほしい食事
紹介するとこんな感じです。
<食べてよい食事→消化のいいもの、脂肪分が少ないもの>
うおかゆ、やわらかいうどん、豆乳、豆腐、じゃがいも、食パン、バナナ、りんご、飴、プリンなど
<避けてほしい食事→食物繊維が多い、油分が多い、キノコ、海藻類、硬いもの、アルコール、香辛料>
ごぼう、菜っ葉野菜、とうもろこし、豆類、揚げ物、もやし、わかめ、えのき、ひじき、切り干し大根、キウイ、いちご、すいか、せんべい、キムチ、カレーなど
これら、寂しい食事ですけど、短期間と思って、我慢すると身体は楽になっていきます。ただ、不調が長引いているときは、逆にストレスがたまるので、ほどほどに気を付けています。極端な制限はしませんでした。
私の場合、急変したときは、上のマンガで書いたように、数日は、わずかしか食べません。空腹にならない程度で過ごします。
おかゆ以外には、脱水予防にポカリスエットや経口補水液(OS-1)。このほかに、栄養補助食品を足します。栄養が足りないと、ものすごくだるくなりやすいので、こうした食品を付け足します。
入院中にも出ていたし、スーパーやドラッグストアで売っているので、こんなのを買っています。
あとは栄養ドリンクで、ドラッグストアで介護食品のところに陳列されています。これも入院中に出ていました。
栄養を足しつつ、様子を見ます。この痛みはすぐ終わりそうか、悪化しそうかを判断して、食事を制限して腸を休ませても悪化しそうだったら、病院へ行くことにしています。
このとき、脱水や栄養不足にならないよう 気を付けてください。
おすすめの食事(緊急時)
食事というか、フレッシュジュースを食事にしています。売っているものではなくて、ジューサーを使い、朝一番目の食事として、作ってすぐに飲みます。
(りんご1個、ニンジン1~2本(大きさによって))
朝食をこれだけにします。
それが、理想で一番効果が出るのですが、やはり食べたくなってしまうので、1時間くらいして、おかゆ、豆乳などを足してしまうことが多いです。
ご飯と一緒に飲んでしまうと、あまり効果を感じないので、ジュースだけ飲むのが効くと思います。すぐには効果を感じないかもしれませんが、数日たってくると、効果が出てきます。
実に、10年以上、毎朝、人参りんごジュースを飲み続けています。その中で、朝食をジュースだけにする日も、ごはんと一緒に飲むこともありました。そしてジュースを作るのを休むこともありました(夏のりんごって、高いんです。。)。
そのなかで、腸に効果を一番に感じる時は、朝食代わりにしたときです。
手間はかかると思いますが、ぜひ、試してみてください。
―備考―
このブログは自分の体験談と主治医(過去6人)から聞いた話を元に書いています。
-私は、17年前に潰瘍性大腸炎になり、最初は軽かったものの、その後再燃(5回)したり、入院もしました(4回)。ここ7年間、現在まで寛解期です-