『大腸内視鏡検査(大腸カメラ)での鎮痛薬のこと』
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検査の後は、ひとりになれる時間を取るようになりました(笑)
歩いたり動き出すと、検査中に我慢しなくても、空気がたまっていてガスが出やすくなるので、そのための時間です。
ちなみに、このときは、30分以上気持ち悪くて、病院に連絡しようかと思うくらい不調になりました。お尻から出るまでスッキリしなかったです。我慢はいけませんね。
ベストなのは、「いいよ」と言ってくれた検査中なのかもしれません。
<この記事の内容>
(この記事はいままで大腸内視鏡検査は15回以上受けているので、その経験から書いています。)
鎮静するといいこと
患者からすると不安が減ったり、痛みの感じ方をやわらげたり、ラクに受けることができます。病院からの案内によると、お医者さんにも医療行為がしやすくなり、患者の安全性が向上する、とのことでした。
鎮静の方法
私が受けている方法は、点滴をして静脈から鎮静薬が入れられます。だいたい、数分で効果を感じます。不安が減ってリラックスできます。この効き目は個人差があるようです。
検査が終わると、鎮静薬の効果をなくすための薬を点滴から入れるので、徐々にぼーっとした症状がなくなっていきます。
(私が受けている病院での方法です)
鎮静されたときの感じ方
意識はあるものの、ぼーっとします。お話も普通にできるので、話しかけられたり、体に触れたりするのはわかりますが、反応は鈍いです。検査を受けるときは不安があっても、いつのまにかぼーっとしてしまいます。検査中に寝てしまったこともあります(笑)
病理検査のために組織を少しとるときも、ポリープを取ったときも、チクッとする程度の軽い痛みでした。カメラがお腹を通る感覚はありますが、痛いという感じはなく検査を終えました。
検査後の様子
鎮静薬がないときは、検査終了と同時に帰宅できています。しかし、鎮静したときは、足がフラフラするので、安静をして効果がなくなるのを待ってから帰宅しています。病室のベッドでだいたい1時間くらい休んだ後に、看護師さんの確認をもらってから、帰宅となっています。1時間後でも体がフラフラするときは、延長して安静することもありました。
また、自転車や自動車の運転は控えるように言われます。物忘れが起きたり、判断も鈍くなるので、仕事などはお休みしておいた方がいいと思います。
おわりに
鎮静薬を使うと、値段も高くなりますが、その分ラクに検査を受けられます。検査の案内に副作用のリスクが書いてあるのですが、大きな不安にはなりませんでした。病院で勧められたときは、受けてみるのがおすすめです。