注腸初めてすることになったとき、
主治医に聞かれたのは、こんなことでした。
「浣腸は、やったことなーい!!」
注腸は、浣腸と違って出す必要はないんですけどね。
ここは説明してくれませんでした(笑)
★この記事の内容★
注腸って?
お尻から直腸に直接入れる薬で、局所用です。
潰瘍性大腸炎の注腸は液体と泡状のものがあります。
注腸の種類
主に下記4種類だと思います。
<液体のもの>
ペンタサ注腸剤(100ml)
プレドネマ注腸剤(60ml)
ステロネマ注腸剤(100ml、50ml)
<泡状>
レクタブル注腸剤 ← 私は使ったことないです。
今回、泡状の注腸があると知り、びっくりしました。
ただ、レクタブル注腸は使ったことないので、感想を書けなくて残念。
私が使ったことのある液状のお薬は3つです。
効き目の実感は?どれがいい?
泡状のものは、使ったことがないので省きますね。
使ったことがある液状のものについての感想です。
(注腸を持つと、ついやってしまう。。)
プレドネマ注腸剤
一番悪かったときに使っていたときの注腸です。
一日2回使ってたときに、最悪を抜け出したのですが、このとき、点滴もLCAPも使っていたので、効果は未知数。。
量が少ないので、使いやすかったです。容器もステロネマより小さいですしね。
副作用は、このときステロイドの点滴も使っていたので、判断ができないです。
ステロネマ注腸
1日2回使っても、相性の問題なのか、効果はイマイチが多かったです。
ちょっと下血したときや、入院したときも使いましたが、
「劇的に回復した!」
のような感じはなかったけれど、ゆるやかに回復する感覚はありました。
量が100mlと多くて、薬を入れて数分でトイレへ駆け込む、ってことがよくあったから効き目が少なかったのかもしれません。
ペンタサ注腸
比較的普通の生活を送っていたけど、炎症の値が上がったり、下血が増えたときに、使いました。
2度使って無事治まりました。
予防の効果もあるそうです。
形が四角いので、他と少し押す感じが違います。少し残ってしまうんですよね。
薬を長くお腹にとどめるためのコツ
必ずしていたことは下の3つです
- 就寝前にする
- 薬を人肌に温める
- チューブにキシロカインを塗る
キシロカインは、主治医に入れづらいと伝えると、処方してくれました。使いやすいです。
薬を温めるのは、袋に入れたまま使うように、説明書に書いてあったのですが、時間がかかるので、お風呂より温かいくらいのぬるま湯を使って、袋から出してました。
あとひとつ。絶不調のときにやっていたこと。
注腸の薬を家族or看護師さんに入れてもらう
恥ずかしーと思うかもしれませんが、効果は1番だと思います。
自分で入れると身体がひねるようになりますが、入れてもらうとうつぶせになるだけなので、かなり楽です。
部屋を薄暗くして、お尻には自分で入れて、お願いしたのは、容器を握って薬を押し入れること、です。
腸が荒れていて、傷だらけのときは「激痛!」なんですよね。
だから、耐えるだけで済むので、かなり助かりました。
100を数え終わることは、薬がしみる痛みが消えました。直接、薬に届けばよく効くので、この我慢はあとにいきると思います。