潰瘍性大腸炎の治療で、注腸は早めに処方される薬だと思います。ただ、この注腸、浣腸と似ていて大きく違いますよね。浣腸は便秘解消など、排泄を促進したりするけれど、注腸は薬を入れてそれを腸に薬がつくように長く保持して効果を出すもの。
お尻からは出すのが生理現象でしょ、って思う(笑)『お尻から入れたのに、キープしろ』ってのが注腸です。無茶を言いますよね。。
『注腸との勝負』
このとき使っていたのは、プレドネマ注腸剤(60ml)を使っていました。最初はステロネマ注腸を使っていたけれど、失敗が多かったので、量の少ないプレドネマに変更しました。
注腸するときのポイント
痛くなく注腸できるときは下の3つは気を付けてます。
①人肌に温める
②薬はゆっくり入れる
③ゆっくりと呼吸
痛いときは
④薬を入れるのを手伝ってもらう
注腸は、腸の状態で痛みは全然違うと思います。マンガのときは腸の傷はえぐれてたみたいです。
身内でも看護婦さんでも、手伝ってもらうのは、恥ずかしいんですけど、かなり違うと思います。暗くすれば、たいして見えないと思います(笑)とにかく、姿勢も薬も刺激がないようにして。温かいホットカーペットの上もおすすめです。
注腸はわずらわしいけれど
注腸って、直接、腸に薬を塗れるから、他の薬とちょっと違いますよね。
第一、面倒くさい。
さらに痛いときは、サボったり、すぐトイレに行ってました。でも、しっかり傷に届けば、すごく効くと思います。私は、全大腸型ですが、S状結腸が一番ひどかったから、しっかりやっておけばよかった。。。数分の痛みを我慢できれば、意外と長くいけるんですよね。